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シンガポールの人気植物園と京都府立植物園が連携協定

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シンガポールの人気植物園と京都府立植物園が連携協定

 年間500万人もの入園者を誇るシンガポールの植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」と、府立植物園(京都市左京区)が14日に交流連携協定の締結式を行うことになった。壁面を緑化した高さ50メートルの塔が並ぶ未来型の展示で知られ、府立植物園は見せ方や運営手法などを学ぶほか、研究面でも交流を深めていく考えという。

 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは4年前、総工費1000億円をかけてオープンした植物園で、総面積110ヘクタール。2つの巨大温室や高さ50メートルの塔の壁面に1万株の植物を施した「スーパーツリー」、さらにその塔を結んだ空中回廊「スカイウオーク」で知られる。

 年間入場者は500万人を数え、入園者をまるでSF映画をみているような気にさせる展示をひと目見ようと訪れる各国の政府要人も多い。2年前には山田啓二知事が訪れ、交流を深めている。

 締結式は府立植物園にガーデンズ・バイ・ザ・ベイの最高執行責任者、ペギー・チャン氏と副園長のアンドレア・キー氏を招き、同園の長澤淳一園長との間で行われる。また調印後にはチャン氏の記念講演会が開催される。

 今後は、8年後に開園100年を迎える府立植物園は展示手法だけでなく、職員交流による長期研究プロジェクトや栽培技術の情報交換などを通じて、さらなる魅力の発信につなげたいとしている。

 長澤園長は「交流の中から互いの長所を見つけ、教え合っていくような関係が長く続いていければと思っている」と話している。