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高松の離島・男木島の子育て拠点に 保育所が14年ぶり再開

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高松の離島・男木島の子育て拠点に 保育所が14年ぶり再開

 子供の減少などに伴い平成14年度から休所していた高松市男木島の男木保育所が6日、14年ぶりに再開した。2日に行われた開所式では1~5歳の園児3人が式に臨み、くす玉開きや童謡の合唱などで再開を祝った。

 男木島は高松市から北約7・5キロにある離島。近年は瀬戸内国際芸術祭などの影響で都市部からの移住者が増加し、26年4月には休校していた小・中学校が再開。乳幼児を抱える世帯の移住者も相次ぎ、保護者らの要望を受けて市は再開を決めた。

 同保育所は、男木小・中学校校舎の一室(約60平方メートル)を利用。今年度は4人が入所した。定員6人。保育士2人と調理員1人を配置、保育時間は午前9時~午後4時、保育所が調理の給食もある。

 開所式には、園児や保護者、同市の大西秀人市長らが出席。大西市長は「男木保育所は男木島の復活となる。島に若い世代が増え、保育所を子育ての拠点として大いに活用し、笑い声の響く地域の夢と希望の原点になってほしい」と話した。

 昨春に家族で高松市内から移住し、島で飲食店を営む前田久美子さん(35)は「子供同士で一緒に遊べる場ができてうれしい。元気に育ってほしい」と喜んだ。

 約1カ月前に家族で島に移住した西川真理子さん(31)は「初めての人と話したり、あいさつができる子になってほしい」と話した。