産経ニュース

長寿の秘訣「緑茶を毎日5杯以上」 静岡県、冊子にまとめ老人クラブや病院に配布

地方 地方

記事詳細

更新


長寿の秘訣「緑茶を毎日5杯以上」 静岡県、冊子にまとめ老人クラブや病院に配布

 ■100歳以上のお年寄り調査

 長生きの秘訣(ひけつ)は、急須で入れた緑茶を毎日5杯以上飲み、肉を週3日以上食べること-。県が県内の100歳以上のお年寄りを対象に行った聞き取り調査で、こんな傾向が明らかになった。県は長寿への“お手本”として調査結果を冊子にまとめ、5000部を県内市町や老人クラブ、病院などに配布した。

 県によると、この冊子は「健康長寿県静岡の百寿者に聞いた健康長寿の秘訣」(しずおか健康長寿財団発行)。

 本県は、日常的に介護を必要としないで自立した生活を送ることができる期間を示す「健康寿命」が73.90歳と、全国都道府県別ランキングで山梨県(74.19歳)に次ぐ2位を誇る。こうした傾向を維持、発展させようと、県独自で初めて長寿の秘訣に関する調査を実施。要支援・介護認定を受けずに元気に生活している100歳以上の男性6人、女性20人の計26人から回答を得た。この中には県内最高齢の106歳のお年寄りも含まれている。

 調査の結果、性格の「前向き度」を5段階で自己評価してもらう設問では、26人中20人が前向き度の高い「5」または「4」と回答。食生活では「肉が好き」と答えた人が21人で、このうち週3日以上肉を食べると回答したお年寄りは19人に上った。

 さらに食生活で目立った傾向が出たのが、県の特産品である緑茶の摂取量。「急須で入れたお茶を毎日5杯以上飲む」と答えた人は22人で、全体の84.6%を占めた。

 このほか、家族以外の人間と週3日以上会話していると回答した人も19人おり、生きがいに「子孫の成長」を挙げた人も多かった。