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星選手「銅よりいい色目標」 リオ五輪競泳代表5選手が埼玉知事表敬

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星選手「銅よりいい色目標」 リオ五輪競泳代表5選手が埼玉知事表敬

 8月のリオデジャネイロ五輪競泳種目で日本代表に決定した県ゆかりの5選手が20日、県庁の上田清司知事を表敬訪問した。越谷市出身で3回目の五輪出場となる女子200メートルバタフライ代表の星奈津美選手(25)=ミズノ=は「これまでの経験を強みにして、ロンドン五輪で取った銅メダルよりもいい色のメダルを目標に頑張りたい」と力強く意気込みを語った。(川峯千尋)

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 県庁を訪れたのは星選手のほか、男子400メートルフリーリレー・古賀淳也(28)=第一三共▽男子200メートル背泳ぎ・金子雅紀(24)=YURAS▽男子800メートルフリーリレー・江原騎士(ないと)(22)=自衛隊体育学校▽女子400メートルメドレーリレー・酒井夏海(14)=スウィン南越谷-の県出身や県内に練習拠点を置く4選手と、関係者11人。同じく代表の瀬戸大也選手(21)と水球男子の選手は合宿などで欠席した。

 上田知事は「海のない埼玉からこれだけの選手が出るとは。経験のある選手が若手を引っ張って、ぜひ頑張ってほしい」と選手を激励。ゴーグルを付けた特製コバトン人形を贈呈した。

 表敬訪問後、報道陣の取材に応じた競泳代表最年少の酒井選手(さいたま市立土合中3年)は「ラスト15メートルで相手を差すところが自分の持ち味。先輩に迷惑をかけずにメダル獲得に貢献できたら」。熊谷市出身の古賀選手は「世界選手権で金メダルを取ったときより声をかけてもらうことが多く、五輪の偉大さを感じている」といい、「出られてよかったで終わらないよう、チーム一丸となって臨みたい」と述べた。

 陸上自衛隊朝霞駐屯地内で練習に励む江原選手は、多くの自衛隊員が派遣されている熊本地震に触れて「思い切ったレースを見せることで、被災された方々に勇気や感動を与えられるよう頑張りたい」と力を込めた。

 一方、川越市出身の金子選手はこれに先立ち、同市役所で川合善明市長を表敬訪問。昨年初出場した世界水泳について「ふがいない結果に終わってしまった」と反省しつつも、「リオではしっかり決勝に残って、世界のトップ選手と全力で闘う姿を見てもらいたい」と決意を語った。

 川合市長は「本番まで体調の調整や練習で困難もあると思うが、ぜひ世界の場で力を発揮して活躍してほしい」とエールを送った。