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「震災に備え憲法改正を」榊原論説委員が講演 山形「正論」友の会

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「震災に備え憲法改正を」榊原論説委員が講演 山形「正論」友の会

 「山形『正論』友の会」の第14回講演会が16日、山形市平久保の山形ビッグウイングで開かれ、産経新聞の榊原智論説委員が「中国と大震災に備える『憲法改正』」と題して講演し、約100人が熱心に耳を傾けた。

 榊原論説委員は、現行の日本国憲法を「国をどう守り、国民をどう守り抜くかの条項が欠落している」として、「憲法の名に値しない」と批判。9条を改正して「国連憲章が認める個別的自衛権と集団的自衛権をはっきりさせ、軍隊を持つべきだ」と強調した。

 また今回の熊本地震に触れ、今後予想される大震災に備えて「緊急事態」条項を盛り込むべきだとした。緊急事態を宣言して一時的に政府に権限を集め、「大災害や有事のときに平時の態勢で乗り切ろうとすると被害が大きくなったり、事態の解決を遅らせる」と必要性を説いた。

 国民の間で憲法論議を高めるため、「日本にとってどんな憲法改正が必要か、それはどうしてなのかを国民に示すべきだ」と政治家に求めた。

 質疑応答では憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」について「削除すべきでないか」と質問があり、榊原論説委員は「現実を反映していない。中国や北朝鮮などの公正と信義を信頼できるか。9条とともに変えるべきだ」と答えた。

 講演後、天童市の奥山真一さん(69)は「現実を見れば改憲が必要だ。護憲派には目を覚ましてほしい」と話していた。