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「明るくなった」四街道・めいわ地区 「日本一のガス灯通り」LED化

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「明るくなった」四街道・めいわ地区 「日本一のガス灯通り」LED化

 四街道市のめいわ地区にあった「日本一のガス灯通り」が今月、全LED化された。町並みを淡く包む228基の優しい光は地域のシンボルとして知られていたが、暗いことによる周辺住民の体感治安の悪さや、維持費の高さが悩みの種となっていた。ムードあふれる独特の光景は失われたものの、「実益」を求めて方針転換した市には、住民から「明るくなった」などとする評価の声が多く届いているという。

 昭和60年に開発が始まった同地区。「他にはない魅力でアピールする」という目的で、日本一の数のガス灯が設置された。だが、近年は維持が行き届かず、点灯していないガス灯も点在していた。

 そこで市は、228基のうちの6基を「メモリアル」(記念物)として残し、残る222基を全てLED化することを決断。市の花である桜の花びらをモチーフにしたガス灯の外観などは変えずに、光る部分だけを交換した。市自治振興課によると、今後の維持費はガス灯のみだった時代の4、5割程度に抑えられるという。

 理論上、LEDは16万色以上の色を表現できるといい、20日頃までは222基を桜色に光らせる。月ごとに「季節の色」に変えるほか、ハロウィーン、クリスマス、バレンタインデーの前後には特別な色を準備。1年間で16パターンの色を使って住民らを楽しませる予定だ。

 市自治振興課の担当者は「これまではガス灯のあるメイン通りが暗いので、夜には別の道を通る市民も多かった。地域の声を聞いて、さまざまな要望に応えていきたい」と話した。