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浪人生の学習を退職教員支援 福井市にサポートセンター、講義など無料

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浪人生の学習を退職教員支援 福井市にサポートセンター、講義など無料

 大学進学を目指す県内の浪人生の学習を退職教員が支援する、県教委の「県大学進学サポートセンター」が11日、福井市大手の福井大手ビル5階に開所した。退職教員(センターの管理担当含め12人)が英語、数学、物理、化学の各科目について浪人生の質問に答えるなど学習を支援する。

 開所時間は月~土曜日の午前8時半~午後7時。退職教員が毎日2時間ずつ3科目をそれぞれ担当する。同ビル3階別室で進学相談などにも応じる。利用料、特別講義とも無料。有名学習塾などの各種模擬試験も行う。

 同日の開所式には、国公立大進学などを目指す坂井市から敦賀市までの浪人生58人(登録済み)のうち約50人が出席。古谷清和県教委学校教育幹が、県外の予備校で学ぶ場合、生活環境に慣れるまで時間がかかる▽誘惑が多い▽両親の経済的負担が増える-などのデメリットをあげ、「県内で友だちと切磋琢磨(せっさたくま)し、もう一度受験するのは悪いことではない。がんばってほしい」とあいさつ。田中宏明県教委学力向上担当課長が「第1志望合格への秘訣(ひけつ)」と題して講演し、「なにが足りなかったのか、どう自己改善するのかを考え、行動に移してほしい」など述べた。

 坂井市の男性(18)は「どうしても目標の大学に行きたい。親から『予備校は金銭的に厳しい』といわれ、センターでの学習に決めた」と話した。

 問い合わせは県教委高校教育課(電)0776・20・0567。