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JR小田栄駅きょう開業 渋谷や新宿に出やすく 川崎駅直結せず不満も

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JR小田栄駅きょう開業 渋谷や新宿に出やすく 川崎駅直結せず不満も

 川崎市とJR東日本横浜支社は25日、26日に開業するJR南武支線の新駅「小田栄駅」(同市川崎区)の落成記念式典を行った。地元住民の利便性向上を目指した同駅だが、停車する電車は川崎駅まで直通運転しておらず、住民からは「なぜ川崎駅まで直結していないのか」といった冷ややかな声も聞かれた。

 川崎新町-浜川崎間に設置された同駅は、周辺に大規模マンションや商業施設などが相次いで開業していることを受けて設置が決まった。事業費は5億4800万円。昨年1月に包括連携協定を結んだ市と同支社は「戦略的新駅」と位置づける。

 県内のJR駅では28年ぶりという新駅設置に、福田紀彦市長は「沿線の価値を向上させ、地域住民のみなさんの利便性を高めていく」とあいさつ。同支社の平野邦彦支社長(61)も、「渋谷や新宿に出やすくなる」と強調した。

 一方、地元住民からは「いつもは川崎駅まで自転車で行くが、雨の日は利用したい」(41歳主婦)、「川崎駅に直結していないのは不満。本数が増えれば(同駅前の)踏切が閉まる時間が増えるから車の渋滞もひどくなるのではないか」(47歳男性会社員)などの声が上がった。