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大阪・枚岡梅林しばし見納め ウイルス感染、伐採して再整備へ

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大阪・枚岡梅林しばし見納め ウイルス感染、伐採して再整備へ

 「梅の名所」として知られる東大阪市出雲井町の枚岡(ひらおか)梅林で、白梅や紅梅が見ごろを迎え、大勢の行楽客が訪れている。長い間、市民に親しまれてきた同梅林だが、樹木のウイルス感染のため、今年の観梅の後、伐採されることになっており、しばらく見納めとなる。

 生駒山麓(さんろく)の枚岡神社境内にある梅林は、約2ヘクタールの広さに「芳流閣(ぼうりゅうかく)」や「豊後(ぶんご)」など約30品種約320本の梅が植えられている。早咲きや遅咲きの品種が植えられており、現在、遅咲きの梅を楽しむことができるという。

 このほど、農林水産省と府の調査でウメ輪紋ウイルスに感染した梅の木が多数確認されたことから、平成28年度中にすべての梅の木が伐採されることになった。伐採後は3年ほどの経過期間をおいて、梅林再整備の検討が行われる予定。今回確認されたウイルスは、人や動物には感染せず、また、感染した果実を食べても健康への影響はまったくないという。カメラを片手に梅林を散策していた森重男さん(68)は「しばらく見られなくなるのが寂しいので、たくさん写真に残そうと思います」と話していた。