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「三鉄・望月社長は私たちの誇り」 増穂の同級生らエール

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「三鉄・望月社長は私たちの誇り」 増穂の同級生らエール

 東日本大震災で大被害を受け、「あまちゃん」で一躍、有名になった岩手県の三陸鉄道。全線復旧と沿線復興に尽力してきた望月正彦社長(64)は、増穂町小室(現富士川町)の出身だ。増穂南小に6年生の夏まで通い、父親の仕事の都合で岩手に転居した。今も交流がある同級生らがエールを送った。

 「こんな田舎で育った同級生が、被災地であんな立派な活躍をするなんて。私たちの誇りです」(橋本正美さん)

 望月氏は山道を片道1時間以上も歩いて通学していた。「長時間通学で根性が身についたと思う」(嶋田かつ枝さん)

 望月氏は平成26年5月、富士川町で講演し、同級生と旧交を温めた。翌年は同級生ら14人が三陸を訪れ、望月氏の案内で被災地を見学した。参加した山本二郎さんは「津波被害の大きさに本当に驚いた」と話す。一緒に通学した深沢永吉さんは「これからも頑張って。たまには山梨に来てよ」と目を細めた。

 三陸も山梨も地域再生が大きな課題。望月氏は「若い人を呼び込み、地域おこしで活躍してもらうことが大事だ」と“二つの故郷”に思いをはせた。