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東京五輪でまたまた豪華施設 浜離宮の迎賓施設「延遼館」…総工費不明のまま着工へ

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東京五輪でまたまた豪華施設 浜離宮の迎賓施設「延遼館」…総工費不明のまま着工へ

都が復元する浜離宮の迎賓施設「延遼館」(東京都公園協会提供) 都が復元する浜離宮の迎賓施設「延遼館」(東京都公園協会提供)

外観復元、五輪の「おもてなし」の場に

 明治時代に現在の浜離宮恩賜庭園(中央区)内にあった迎賓施設「延遼(えんりょう)館」を復元する構想について、都は7日、現地の遺構調査が終わったとし、平成29年度に着工、31年度末の完成を目指すスケジュールを明らかにした。都議会の予算特別委員会で、田中豪議員(自民)の質問に建設局長が答えた。

 都によると総工費は不明のままで、2020年東京五輪・パラリンピックに際して訪れる海外VIPのおもてなしに舛添要一知事が使う予定。今年度は約1億円かけて現地調査などを実施、当時の外観写真数点も新たに見つかり、外観の復元が可能になった。

 内部構造については不明な点が多いが、「パーティーが開けるホールなどを整備して接遇に使う」(建設局)。来年度は約3億円かけて詳細な設計を行い、文化庁の許可が降り次第、29年度中に着工する。

 延遼館は明治2年に完成し、外国要人を接遇する施設として利用された。同22年に建物の老朽化などにより解体され、現在跡地には芝生が敷かれている。