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姿変え、紀州快走 信楽鉄道の引退車両 滋賀

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姿変え、紀州快走 信楽鉄道の引退車両 滋賀

 甲賀市の「信楽高原鉄道」(SKR)で昨秋に引退し、和歌山県御坊市の紀州鉄道に譲渡された車両の運行が先月末から始まった。車体に描かれていた信楽焼のタヌキは、御坊市出身で聖武天皇を産んだ伝説のある「宮子姫」に姿を変え、快走している。

 SKRで「300形301号」として活躍していた車両。「衝撃緩和装置」を備えるなど安全車両の先駆けとして活躍してきたが、老朽化などで急勾配での走行が厳しくなることが予想され、車両を所有する甲賀市が紀州鉄道に無償譲渡していた。

 紀州鉄道では「KR301」として復活。白地に緑のラインが特徴のデザインは、そのまま残された。

 紀州鉄道の統括管理駅長、大串昌広さんは「紀州鉄道は平坦なのでまだまだ十分に使える。足まわりの整備が行き届いており、大事にされてきたことが伝わってきた」と笑顔をみせる。信楽高原鉄道で同車両を整備した担当者も「御坊市民に末永く愛されてほしい」と話した。