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埼玉県内人口726万人、過去最多 国勢調査 増加率0.9%、今回がピークか

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埼玉県内人口726万人、過去最多 国勢調査 増加率0.9%、今回がピークか

 県は16日、平成27年国勢調査の速報値を発表し、昨年10月1日現在の県内人口は前回(22年)比6万6715人増の726万1271人で、過去最多を更新した。一方、増加率は同1・1ポイント減の0・9%で過去最低となった。県統計課は「24年以降、死亡率が出生率を上回る自然減が続いており、県全体の人口は今回をピークに減少に転じる可能性がある」との見方を示した。 (川畑仁志)

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 調査は大正9年から5年ごとに実施。人口は毎回増加しているが、増加数が10万人を割り込んだのは昭和25年以来で、増加率が1%を切ったのは初めて。男女別では男性362万5032人(同1万6321人増)、女性363万6239人(同5万394人増)で、女性が男性を上回るのは昭和35年以来となる。

 世帯数は同12万7383世帯増の296万8978世帯。増加率は平成12年以降1桁台で推移しており、同2・7ポイント減の4・5%で過去最低。1世帯当たりの人員は5・34人だった昭和30年から減少を続け、平成27年は2・45人だった。

 市町村別では23市町で増加、40市町村で減少した。増加は県南が中心で、さいたまが4万1819人(3・4%)増でトップ。以下、(2)川口1万6739人(3・0%)(3)戸田1万3004人(10・6%)(4)越谷1万1249人(3・4%)(5)川越7657人(2・2%)-と続いた。

 増加率は前回5・5%で6番目だった戸田が唯一10%を超えた。JR戸田公園駅周辺の開発が進んだためとみられる。(2)吉川6・8%(3)滑川5・1%(4)ふじみ野5・0%(5)朝霞4・9%-だった。

 減少は、(1)所沢6049人(1・8%)(2)春日部4799人(2・0%)(3)熊谷4541人(2・2%)(4)本庄4004人(4・9%)(5)行田3644人(4・2%)-の順。減少率は東秩父の12・2%が最高で、2回連続で10%を超えた。(2)小鹿野9・9%(3)ときがわ、長瀞7・4%(5)皆野7・0%。また、所沢▽鴻巣▽入間▽桶川▽坂戸▽幸手▽日高▽三芳▽上里▽杉戸▽松伏-の11市町は増加から減少に転じた。