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「氷の花火 山口小夜子」あすからシネ・ウインドで上映 新潟

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「氷の花火 山口小夜子」あすからシネ・ウインドで上映 新潟

 昭和40年代から国内はもちろんパリコレクションなど海外でも活躍し、平成19年に57歳で亡くなった元祖スーパーモデルの実像に迫ったドキュメンタリー映画「氷の花火 山口小夜子(さよこ)」が13日から26日まで、新潟市中央区の「新潟・市民映画館シネ・ウインド」で上映される。

 映画は、山口さんの後輩たちが昨年3月、段ボールを開けると膨大な数の衣装やアクセサリー、人形などの遺品が出てくるシーンから始まる。生前を知る松本貴子監督(56)が、おかっぱの黒髪に切れ長の瞳がクールな印象をもたらした山口さんの生涯を、親交のあった人たちの証言などから探っていく。

 松本監督は昭和62年、ディレクターを務めるテレビ番組で山口さんと知り合った。「あまりに美しくて、目を合わせられなかった」と振り返る。映画化したのは「トップモデルとして光は当たったが、あまり評価されていないのではないか」と思い、記録を残したいと考えたからだという。

 題名の氷の花火は、山口さんの人柄を「クールな感じの一方で、中は熱く燃えている」と感じた仕事仲間が勧めた言葉。作品は昨秋から全国で順次公開され、日本映画ペンクラブが選ぶ平成27年度の文化映画部門1位となった。