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愛媛銀に女子陸上部、実業団県内初 「3年で駅伝出場を」

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愛媛銀に女子陸上部、実業団県内初 「3年で駅伝出場を」

 愛媛銀行(松山市)は3日、実業団では愛媛県内初となる女子陸上部を4月に発足させると発表した。初代監督は男子1000メートルなどの日本記録保持者で、岐阜県体育協会でコーチを歴任している小林史和さん(37)。3年後をめどに駅伝競技出場を目指すとしている。

 同行研修所で開かれた会見で、本田元広頭取は「男子陸上部を設けたときから女子の創部も検討課題。創業100周年を迎えた“けじめ”として決断した」とし、「地元の活性化や知名度を上げるために、スポーツの力は大きいと考えている」と創部理由を述べた。

 監督となる小林さんは岐阜県高山市出身で中京商高(現・中京高)から拓殖大へ進学し、箱根駅伝に4年連続で出場。社会人ではNTN陸上部に所属し世界陸上へも出場した。約4年前に現役は退いたが1500メートルや2000メートルなど4つの日本記録は破られていない。岐阜県体協では昨年の都道府県対抗女子駅伝の監督も務めた。

 小林さんは「銀行で仕事ができて、その中で競技できる喜びを持ってもらいながらチームを作っていきたい。陸上を通じ地域貢献や選手の受け皿となり、地域力向上につながれば」と抱負。松山大などの陸上部とも連携をとりながら、選手獲得を進めていくなどビジョンを述べた。

 最初の部員は4月に入行予定の城西国際大4年で女子駅伝部所属の大城優衣さん(22)=沖縄県出身=と高校3年生2人の計3人。大城さんは「しっかり練習し愛媛に刺激を与えるようなチームに」と抱負を語った。