産経ニュース

茨城で一時1万8000世帯が停電 雪や強風、スリップ事故で7人軽傷

地方 地方

記事詳細

更新


茨城で一時1万8000世帯が停電 雪や強風、スリップ事故で7人軽傷

 17日夜から18日午前にかけて降り続いた雪や強風などの影響で、県内では自動車のスリップ事故で7人が軽傷を負ったほか、小中学校などの休校が相次いだ。また、古河市を中心に約1万8千世帯が停電。鉄道や高速道路など県民の足にも影響が出た。

 水戸地方気象台によると、低気圧が急速に発達しながら北上したため、山沿いや県西地区を中心に雪となった。下妻市で5センチ、大子町で3センチの積雪を観測したほか、筑西市や古河市、常総市でも雪が降った。

 県警交通企画課によると、17日朝~18日夕までに、積雪や路面凍結などの影響で49件の交通事故が発生し、7人が軽傷を負った。特に、雪が積もった県西地区では46件とスリップ事故が多発。同課では、19日朝にかけて気温が下がり、路面に残った雪や雨などが凍結する恐れがあるとして、引き続き事故への警戒を呼びかけている。

 一方、県教育委員会によると、県内の公立小中高校では、筑西、坂東、結城、境、八千代の5市町の全ての市町立学校など、県西地域を中心に計83校が休校したほか、計87校が授業時間を短縮した。

 東京電力茨城総支社によると、18日午前8時10分ごろ、古河市を中心に県西地域で一時約1万7800世帯が停電した。

 交通機関にも乱れが出た。JR東日本水戸支社によると、18日午前6時50分ごろ、笠間市福原のJR水戸線の福原駅で、線路を切り替えるポイントに雪が詰まったため除雪作業を行った。午後2時20分ごろには、那珂市内のJR水郡線額田-河合間で線路内に杉の木が倒れ、上菅谷発常陸太田行き下り普通列車(2両編成)と衝突。乗客約50人と列車の運転士にけがはなかった。

 常磐線も強風のため、勝田-いわき間で一時運転を見合わせた。JR水戸支社によると、3線合わせて計24本が運休し、49本が最大151分遅れ、計1万3千人に影響した。

 高速道路は、雪の影響で首都圏中央連絡道(圏央道)が、境古河インターチェンジ-埼玉県境間で一時通行止めとなった。