産経ニュース

紀の川市、図書館を2館に統廃合 蔵書20万冊目標「生涯学習の拠点に」 

地方 地方

記事詳細

更新


紀の川市、図書館を2館に統廃合 蔵書20万冊目標「生涯学習の拠点に」 

 紀の川市が旧那賀郡5町の図書館を2館に統廃合し、旧貴志川町庁舎を改装した市立河南図書館と市立河北図書館(同市西大井)が開館した。2館合わせて20万冊の蔵書を目指しており、市は「生涯学習の拠点にしていきたい」としている。

 同市には、旧5町の図書館があったが、本の重複といった財政面や職員の分散などの課題があり、2館にまとめた。2館の休館日を同じ日に設定しないほか、他の旧3町の支所に返却ポストなどを設置した。

 愛称は、昨年11月から1カ月公募した結果、計290点が集まり、市立池田小1年、西端友彩さん(7)の河南図書館が「おりひめ」、河北図書館は「ひこぼし」に決定。市内を流れる紀の川を「天の川」に見立て、2館が年に1度だけでなく、何度も通ってもらえる生涯学習の拠点になってほしい、という願いが込められているという。

 河南図書館で行われた開館式には関係者ら約50人が出席。中村愼司市長が「河北図書館とともに充実させ、みなさんに利用してもらえる図書館にしていきたい」とあいさつ。愛称に選ばれた西端さんに表彰状を手渡し、テープカットした。

 河南図書館は、約1080平方メートルで、白と木目をベースにした落ち着いた雰囲気。市内の主婦、北原絢夏さん(32)は「きれいな図書館で、子供たちも気に入っている。スーパーも近く、便利ですね」と話していた。