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【狭山・やけど女児死亡】「夜に泣き声」、通報も 近隣住民「助けてあげられず…」 埼玉

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【狭山・やけど女児死亡】
「夜に泣き声」、通報も 近隣住民「助けてあげられず…」 埼玉

 狭山市新狭山のマンションで藤本羽月(はづき)ちゃん(3)が死亡しているのが見つかり、やけどを放置したとして母親の彩香容疑者(22)と同居する内縁の夫、大河原優樹容疑者(24)が逮捕された事件で、県警は虐待の可能性があるとみて捜査している。玄関前で泣く羽月ちゃんに気づいた近隣住民からは、110番通報も行われていた。幼い命は救えなかったのか。(菅野真沙美、宮野佳幸)

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 県警によると、容疑者方には昨年6~7月、通報を受けて狭山署員が2度訪れた。両容疑者は「自分たちがけんかをして、子供が部屋から閉め出された」「風呂に入れるときに叱ったら泣き出した」と説明したという。署員は羽月ちゃんの身体を確認したが、目立った傷や虐待の跡は確認されなかったため、注意をしただけで児童相談所への通告は行わなかったという。