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猿の埴輪や土器など24点 奈良・橿考研付属博物館で特別陳列

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猿の埴輪や土器など24点 奈良・橿考研付属博物館で特別陳列

 平成28年の干支・申(さる)(猿)に関連する資料を集めた特別陳列「十二支の考古学-申」が橿原市の橿原考古学研究所付属博物館で開かれている。極めて珍しい猿の埴輪(はにわ)や、猿を描いた土器など24点が並ぶ。

 猿の埴輪は小墓(おばか)古墳(天理市、古墳時代後期)出土。胴体から臀部(でんぶ)にかけての破片で、形や表面の様子などから子猿を背中にのせた母猿を表現した埴輪の一部とみられる。

 大阪府高槻市の今城塚古墳(古墳時代後期)で出土した猿の埴輪の写真パネルも展示。奈良市の長屋王邸跡(奈良時代)出土の猿5匹を描いた墨画土器や、古代朝鮮・統一新羅時代の墓にある十二支像の彫刻のうちの申像の拓本、吉備姫王墓(明日香村)の猿石のレプリカなども並んでいる。

 26日には同館で工作教室「猿の形のアクリルたわしをつくろう」が開かれ、先着10人まで参加できる。来年1月9日午後1時からは橿考研講堂で猿の埴輪などをテーマにした講演会が開かれる。無料。

 問い合わせは橿考研付属博物館(電)0744・24・1185。