産経ニュース

西鉄、アジアでホテル展開加速 ミャンマーとカンボジアに建設へ 福岡

地方 地方

記事詳細

更新


西鉄、アジアでホテル展開加速 ミャンマーとカンボジアに建設へ 福岡

 西日本鉄道の倉富純男社長は9日、産経新聞のインタビューに応じ、ミャンマーとカンボジアに、ホテルを建設する方向で検討を始めたと明らかにした。日系企業の進出が顕著になることでビジネス客需要が拡大するとみており、両国には国際物流拠点も新設する。西鉄は、東南アジアを重視した海外展開を加速させ、“世界企業”への進化を目指す。

 西鉄は今年9月、韓国・ソウルで海外初のホテルを開業した。平成29年度にはタイ・バンコクに海外2号店を展開する。

 さらにホテル事業の進出先を探す中で、経済開放・自由化が進むミャンマーと、外資取り込みに熱心なカンボジアが候補に上がった。

 西鉄はホテルと国際物流事業をセットにして、両国進出を目指す。今後、ミャンマーとカンボジアに駐在員を置き、物流の拠点を作る。

 西鉄は、シティホテルの「ソラリア」、一般ビジネスホテル「西鉄イン」、中高級ビジネスで、新設する「クルーム」の3ブランドでホテル事業を展開する。

 倉富氏は「できれば一等地にソラリアホテルを造りたいが、これから発展という所には、100室程度の西鉄インを展開することも考えられる。もちろんクルームもある」と述べ、現地の事情に応じて、ブランドを選ぶ考えを示した。

 両国のホテルに加え、インドネシアやフィリピンでの住宅開発も視野に入れているという。

 倉富氏は「将来的には、海外で10件程度のホテルを目指す。西鉄という企業を、アジアへ展開するのが当たり前という、アジアの中の企業にしたい」と語った。