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アムールヒョウ“婿入り” 福山市立動物園から安佐動物公園へ 広島

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アムールヒョウ“婿入り” 福山市立動物園から安佐動物公園へ 広島

 福山市立動物園(福山市芦田町)で飼育されているアムールヒョウの「アニュイ」(雄・7歳)が、繁殖のため、広島市安佐動物公園(広島市安佐北区)に貸し出されることが決まった。15日に予定される引っ越しを前に、福山市立動物園で10、12、13日に見学できる。

 アニュイは平成23年に英国から福山市立動物園にやってきた。26年に雌のピンとの間で繁殖に成功。双子の雌の赤ちゃんが誕生し、「カラン」「コロン」と名付けられ、それぞれ東武動物公園(埼玉県)といしかわ動物園(石川県)に移った。

 市立動物園によると、アムールヒョウは、ロシア沿海地方南部の森林に生息しているが、森林伐採や毛皮を目的とした狩猟で絶滅が危惧される。国内では十数頭が飼育されており、多くが安佐動物公園で繁殖していることから、英国出身のアニュイを貸し出すことで血統の偏りを緩和していく。

 福山市立動物園の担当者は「希少動物を知ってもらうとともに、種の繁殖に役立てばうれしい」と話している。