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広島への外国人宿泊、前年比1.7倍に 1~9月 半数が米欧豪から

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広島への外国人宿泊、前年比1.7倍に 1~9月 半数が米欧豪から

 県内のホテルや旅館で宿泊した外国人は今年1~9月で延べ46万7千人に上り前年同期の1・7倍以上になったことが、県のまとめで分かった。海外から日本を訪れる観光客は増加が続いているが、県内の増加率は同時期の全国平均を20ポイント近く上回った。また、全国では15%にとどまる「米・欧・豪」からの宿泊客の割合が、46・7%と3倍以上に上るのも特徴だ。

 従業員10人以上の宿泊施設を対象にした観光庁の調査によると、外国人の延べ宿泊人数の前年からの伸びは、平成25年が全国で31・1%だったのに対し、広島県は30・2%。26年は全国の34・7%に対して31・1%で、むしろ全国の伸びを下回っていた。

 ところが、27年1~9月の速報値は、全国の53・1%増に対して71・7%増と、広島県が18・6ポイント上回った。外国人観光客からの人気が他の地域よりアップした原因について、県は分析を進めているが、これまでのところ、1月からの台北-広島線の増便と8月の香港-広島線再開が挙げられている程度。それ以外の要因については、さらに分析が必要としている。

 一方、1~9月の県内宿泊客の国籍別の割合は、(1)米国15・5%(2)豪州9・8%(3)台湾8・1%(4)中国7・5%(5)フランス5・5%(6)英国4・7%(7)韓国4・2%(8)ドイツ3・5%(9)香港2・6%(10)タイ2・0%-の順。対する全国は、(1)中国28・0%(2)台湾18・1%(3)韓国10・8%(4)香港8%-と近隣の東アジアからが圧倒的で、5位の米国が6・2%、6位のタイが3・8%、7位の豪州が2・4%にとどまり、米、欧、豪の「広島人気」が際立っている。