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3年で通訳100人養成 山梨県特区認定 活動は県内限定

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3年で通訳100人養成 山梨県特区認定 活動は県内限定

 県内を訪れる外国人旅行者が増え続ける中で、通訳ガイド育成を目的とした県の構造改革特別区域計画(地域限定特例通訳案内士育成事業)が、国に認定された。県は来年度から3年間で地域限定特例通訳案内士100人を養成する。

 通常、「通訳案内士」は観光庁長官が行う試験に合格する必要がある。9月に改正された構造改革特別区域法では、県が行う研修を修了した人が地域限定特例通訳案内士として県内に限定して働くことができる。

 外国人旅行者の旅行形態は団体旅行から個人旅行へとシフトして、こうした傾向は都市部だけに限らず、県内でもみられるが、現在県内で活動する通訳案内士は63人。観光施設などで通訳案内士の必要性が高まって、県が法改正を機に地域限定通訳者養成に乗り出すことにした。

 特区計画では中国語、タイ語、英語で外国人旅行者と円滑にコミュニケーションが図れるレベルの通訳者を研修で年に30~40人養成する。受講者は研修でコミュニケーションのほか、おもてなし・ガイド能力、旅程管理、救急救命などに関しても学ぶが、県では特に地域を熟知した通訳者を育てることにしている。