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「SNS東京ルール」策定 児童・生徒のトラブル防ぐ指針に 都教委

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「SNS東京ルール」策定 児童・生徒のトラブル防ぐ指針に 都教委

 スマートフォンなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用で、児童・生徒がトラブルや犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、都教委は、1日の利用時間を決めるなどの「SNS東京ルール」をまとめ、26日公表した。学校や家庭での指導の指針とし、具体的なルール作りに役立ててもらう狙い。

 都教委によると、平成26年度の調査(児童生徒1万8612人対象)では、小学生の12%がSNSを1日3時間以上利用し、2・6%が「仲間はずれにされた」などのトラブルに遭遇している。同年度の全国学力・学習状況調査(学力テスト)では、スマホなどを長時間利用している中学生ほど平均正答率が低いとの結果が出ている。

 SNS東京ルールは、1日の利用時間と終了時刻を決める▽スマホを使わない日をつくる▽必ずフィルタリングを使用-など5項目。ルールを踏まえ、学校や家庭で「水曜日はスマホの電源を切る」「定期試験前はSNSを利用しない」といった具体的なルール作りを促す狙い。

 都教委は児童生徒のほか保護者も目を通せる独自の補助教材を作成し、来年度から使用を開始。各学校で保護者会を開き、家庭で取り組みを呼びかける。担当者は「子供の発達段階に応じた指導を粘り強く続けていきたい」としている。