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彦根市・舟橋聖一文学賞に木下昌輝さん 戦国大名・宇喜多直家描く

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彦根市・舟橋聖一文学賞に木下昌輝さん 戦国大名・宇喜多直家描く

 彦根市は19日、第9回舟橋聖一文学賞に、作家、木下昌輝さん(41)=大阪市=の小説「宇喜多の捨て嫁」(文芸春秋)が決まったと発表した。作品は戦国大名、宇喜多直家が娘の嫁ぎ先を滅した戦乱の人物像を描いている。「オール讀物」(同)連載作品を単行本にして発刊したデビュー作。

 同文学賞は、幕府大老の彦根藩主、井伊直弼を主人公にした歴史小説「花の生涯」の著者、舟橋聖一を記念して彦根市が創設している。今回は、昨年6月から1年間に全国で出版された単行本の中から選定。木下さんは「賞の名に恥じない執筆を続けたい」とコメントしている。

 なお、同文学奨励賞の小学生の部には、同市立河瀬小5年、渡辺碧空(そら)さん(11)の「チームワーク」、中学生の部には、同市立東中2年、中川果林さん(14)の「身近に感じた選挙権」がそれぞれ第一席に選ばれた。

 授賞式は28日に同市松原町の彦根ビューホテルで行われる。