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ご当地アイドル、歌って下北PR 方言ラブソング、PVで名所紹介も 青森

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ご当地アイドル、歌って下北PR 方言ラブソング、PVで名所紹介も 青森

東京で行われたイベントで下北弁ソングを披露する「まさかり☆Girls5」(青森県下北地域県民局提供)

 ご当地アイドルユニットで下北をPR-。本州最北端・下北半島の魅力を発信しようと、県下北地域県民局は地元の中高生でユニットを結成し、“下北弁ソング”を披露するプロモーションビデオ(PV)を制作した。ビデオは歌や踊りとともに名所や食を紹介、下北をまるごとアピールする内容。同県民局は「下北に関心を持ってもらうことで誘客につなげたい」と話している。(福田徳行)

 急激に人口減少が進む中、豊富な観光資源に恵まれながらも県都・青森市から遠く、地理的にも不利な下北地域。同県民局はそのイメージアップと情報発信を狙った。NHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍話題になった「じぇ、じぇ、じぇ」などの方言に着目。津軽弁や南部弁とは一線を画す下北弁の特異性や面白さを歌で前面に押し出し、地域の魅力をPRする。

 メンバーはむつ市在住の女子中学生3人と東通村在住の女子高校生1人の4人で構成。ユニット名は「まさかり☆Girls5」とした。下北半島の形がまさかりに似ていることや、下北地域の市町村が5つあることなどにちなんだ。

 4人が歌う「へったら下北~ハッピィな恋のゆくへ」のPVは、1番の「むつエリア」がパンク調、2番の「脇野沢・川内エリア」がレゲエ調、3番の「大間・佐井エリア」がラップ調、4番の「風間浦・大畑・東通エリア」が演歌調と4つのエリアごとに曲調も分かれ、振り付けにも変化を付けている。歌詞にはあえて地名を入れずに下北弁のラブソングに仕上げた。

 歌の背景に仏ケ浦(佐井村)や下風呂温泉郷(風間浦村)、寒立馬(かんだちめ)(東通村)、北限のサルが生息する野猿公苑(むつ市脇野沢)、大間町のマグロなどおすすめスポット、特産品をあますところなく紹介しているほか、ロケ地ではそれぞれの市町村の人たちも参加。一緒に踊るなど「オール下北」で動画を盛り上げている。PVは動画サイト「ユーチューブ」などで公開している。

 さらに、同県民局ではまさかり☆Girls5を県内外のイベントでPRし、歌とPVで下北地域の知名度アップを図る方針だ。

 同県民局地域連携部の神重則部長は「下北半島は本州最北端で形も印象的で、特徴のあるPRをしなければならない。その中でも熟成された伝統や文化、人、面白さを動画で伝え、下北半島に関心を持ってもらいたい」と話している。