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静岡空港、6年連続の赤字 26年度は補修費など増加

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静岡空港、6年連続の赤字 26年度は補修費など増加

 県は29日、平成26年度の静岡空港の収支が4億9800万円の赤字だったと発表した。旅客ターミナルの県有化に伴う利用料金納入金の増加などで前年度より収支は改善したが、21年の開港以来6年連続の赤字となった。赤字は税金で補填(ほてん)される。

 県は昨年度、空港の旅客ターミナルビルを富士山静岡空港株式会社から取得して県有化しており、今回は空港基本施設と旅客ターミナルビルの一元的な管理運営にかかる収支を計算した。

 それによると、収入は2億2900万円で前年度比8200万円(56・0%)増と大幅に増加。天津航空など中国線を中心としたチャーター便の増加で着陸料などが増えた。

 一方、支出も施設の点検・補修費や人件費などで7億2700万円となり、前年度より6200万円(9・3%)増加した。

 その結果、収支は4億9800万円の赤字となったが、赤字幅は前年度に比べ2千万円(3・9%)ほど縮小している。

 県は「可能な限り管理運営にかかる支出の削減に取り組み、増便や就航路線の拡大を通じて着陸料や土地使用料などの収入を確保し、収支の改善に努める」としている。