産経ニュース

災害復旧に重機を空輸 中国地方整備局が初訓練 広島 

地方 地方

記事詳細

更新


災害復旧に重機を空輸 中国地方整備局が初訓練 広島 

 災害時に備え、国土交通省中国地方整備局に配備されている復旧工事用重機の空輸訓練が26日、広島市西区の旧広島西飛行場で初めて行われた。

 重機はヘリコプターで運べる重さのパーツに分解でき、被災現場で組み立てられるタイプのバックホウで、平成20年の岩手宮城内陸地震で天然ダム復旧工事の際、道路が使えないため重機を分解して空輸したことを教訓に開発された。総重量は約23トンだが、13のパーツに分解でき、最も重いエンジンを含むパーツが2・64トンと一般的な民間ヘリコプターで輸送できる。約150メートル離れた位置から遠隔操作できる機能を持っている。全国に11台配備され、同整備局には同市安芸区の中国技術事務所で1台を管理している。

 訓練では滑走路跡にパーツ4個を持ち込み、航空会社のヘリコプターで1個ずつ吊り下げて約300メートル先まで輸送。10分程度で4往復を終えた。27日には中国技術事務所で組み立て訓練を行う。