産経ニュース

【ろっけんグルメ】うどん屋「しろ」(青森県平内町)

地方 地方

記事詳細

更新

【ろっけんグルメ】
うどん屋「しろ」(青森県平内町)

 ■香川に負けない味追求

 青森市から下北半島に向かう途中の国道4号沿いの平内町に今年6月にオープンしたばかりの讃岐うどん店。開店してまだ4カ月余りだが、若夫婦が本場の味を追求しながら張り切っている。

 店主の工藤洋平さん(33)は、札幌市で働いていた5年前、客として通っていた近くの讃岐うどん店の味に魅せられた。「今まで食べたうどんの中でも格別だった。うどんに対する考え方が変わった」。地元でうどん店を開こうと一念発起し、会社勤めを辞めてこの店で修業。昨年3月に帰郷し、開店の準備を進めていた。

 讃岐うどんの魅力を「歯ごたえと喉ごしの良さ」と言い切る。朝と夜の営業だが、朝打ったうどんは昼の営業で使い、余ったうどんは廃棄処分にする。夕方から新たに夜に使ううどんを打つ。手間をかける理由を「一番おいしい状態で提供したい」との思いからで、うどんの出来に納得できない日は営業を中止するほどのこだわりようだ。「寝ても起きてもうどんのことばかり考えています」と笑う。

 人気メニューは数量限定の「えび天ぶっかけうどん」(1千円)。コシのあるうどんとエビや野菜の天ぷらがつゆに絶妙に絡み、大根おろしとゴマが味にアクセントを添える。「ちくわ天ぶっかけうどん」や「かしわ天ぶっかけうどん」もおすすめだ。

 「『おいしかった』と言われた瞬間が最高。これからも客が喜んでくれるようなうどんを提供したい」。本場・香川の味に負けないような讃岐うどん店を目指して今日も丹精込めてうどんを打つ。(福田徳行)

                   ◇

 ▽アクセス 青森県平内町沼館家岸97。青い森鉄道小湊駅から車で約5分。(電)017・762・7794

 ▽営業時間 平日の昼は午前11時~午後3時、夜は午後6~9時。土・日・祝日は午前11時~午後4時。うどんのだし汁で取ったおでん(100~200円)やアルコール類もそろえている

 ▽定休日 毎週月曜日

 ▽店主おすすめの他店 うなぎの「川よし」(青森市本町3の2の4)、「お菓子工房プティ・ボヌール」(青森県平内町藤沢家ノ下7の3)