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歩道拡張やオープンカフェ、大手前通りににぎわい創出 15日から15日間、姫路城前で社会実験

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歩道拡張やオープンカフェ、大手前通りににぎわい創出 15日から15日間、姫路城前で社会実験

大手前通りで行われる社会実験のイメージ図

 世界遺産・姫路城とJR姫路駅北側をつなぐメーンストリート「大手前通り」(840メートル)で、姫路市は15日から、歩道を拡幅したり、オープンカフェを設置したりして街ににぎわいを創出しようという社会実験を始める。29日までの15日間で、観光客の人通りや交通環境などを調査し、今後の大手前通りの再整備計画に結果を反映させる。

 市によると、実験は大手前通りの中間地点に当たる白銀交差点~大手前交差点の約200メートルで実施。実験ではまず、歩道内に食い込むように設けられている、路線バスの停留所前にあるバス停車帯を“封鎖”。こうしたことで、歩道を1・5~3・0メートル広げる。

 その上で、歩道上を白線で区切り、自転車が通行する「自転車ゾーン」を設置。「歩行者ゾーン」と区別し、歩行者が安心して街歩きができるかどうかや、自転車が安全運転しながら観光客の交通の足などとして活用できるかどうかなどを検証する。

 さらに、歩行者ゾーンと自転車ゾーンに挟まれる格好になるスペースには、オープンカフェを出店。このほかにもミニコンサートなども行い、買い物客らの集まり方や人の流れを確認する。大手前通りにはクスノキ、イチョウなどが植えられているが、調査結果によっては、景観の面などから間伐も検討するという。

 市担当者は「大手前通りは姫路のシンボルロード。駅前や姫路城周辺はにぎわっているので、その真ん中でも観光客が足を止めてくれるよう、実験結果を検討したい」と話している。