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和風コスプレで活性化 千葉・栄町の観光拠点、衣装貸し出しも

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和風コスプレで活性化 千葉・栄町の観光拠点、衣装貸し出しも

 栄町は、忍者や侍などの衣装を着て歴史体験博物館「県立房総のむら」(同町龍角寺)周辺の散策を楽しんでもらう初のイベント「千葉・時代コスプレまつり」を11月3日に開催する。和風コスプレの拠点づくりで観光活性化を目指す町の施策の第一歩で、同21日には衣装の貸し出しや着替え場所を提供する「コスプレの館」のオープンも控える。参加者は今月15日まで募集。当日は衣装の貸し出しも行う。

 房総のむらには江戸時代の商家や武家屋敷などを再現した町並みが展示されており、近年は成田空港から訪れる外国人観光客や若者などが和風コスプレを楽しむケースが増えている。

 こうした現象に着目した町は、観光客誘致の一環として「コスプレの館」を房総のむらに隣接する町の総合交流拠点「ドラムの里」内に整備。衣装100着分の購入費や今回のイベント経費など事業費計200万円のうち、180万円は国の地方創生交付金を活用した。町では「外国人が日本を堪能できる場として、さらにはコスプレを楽しむ若者たちの拠点にもしたい」としている。

 開館に先立って行われるコスプレまつりの参加条件は忍者や侍、新選組、町娘、浴衣、ハイカラさん(女学生)など、会場の時代背景に合った衣装を着ること。自前の衣装がなくても、同館が無料で貸し出す。アニメ、ゲームなどのキャラクターや過激な衣装は不可としている。

 当日は房総のむらで恒例の「ふるさとまつり」が開かれ、伝統芸能の披露や模擬店、もちまき大会などのイベントもある。町の担当者は「コスプレ姿で参加して楽しんでもらいたい」と話している。

 参加人数は50人程度を予定。申し込み、問い合わせは町産業課産業推進班(電)0476・33・7713。