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鳥取県東部、広域周遊で観光の魅力アップ Gバス、運行拡大 智頭・若桜のコース新設

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鳥取県東部、広域周遊で観光の魅力アップ Gバス、運行拡大 智頭・若桜のコース新設

 鳥取県東部の広域エリアを便利に安く観光できる「Gバス」が、周遊コースを拡大している。平成26年に山陰海岸ジオパークを巡るコースで運行した初のGバスが好評だったのを受け、今年は緑と歴史が豊かな智頭町、若桜町を巡る2コースも新設。企画協力の鳥取・因幡観光ネットワーク協議会は、Gバス拡大で「鳥取に広域周遊を定着させたい」と意気込む。

 Gバスは県と県東部1市4町の支援を受け、鳥取市観光コンベンション協会が運行。鳥取観光は空港や駅と観光地を結ぶ2次交通が課題で、利便性向上へ企画された。

 26年は7~11月の日曜と月曜の祝日、浦富海岸遊覧船、鳥取砂丘などを巡るコースを25回運行。乗船料、入場料、昼食込みで大人3千円の格安料金も受け、平均乗車率は約62%と予想の50%を上回った。

 利用者の満足度調査でも8割が「満足」で、「別のコースも乗りたい」との声が多く、新コースを追加した。10月11日から12月13日まで運行(毎週日曜)する若桜町を巡る原風景コースは、若桜鉄道若桜駅でSLを見学、国重文の不動院岩屋堂は特別に門を開け、間近で見られる。11月28日まで毎週土曜に運行中の智頭町を巡るグリーンコースは、国重文の石谷家住宅を見学、智頭宿の古民家で山の幸の料理を食べる。いずれも鳥取砂丘、砂の美術館も巡り、大人3千円。

 同協議会では「広域の取り組みで鳥取観光の魅力が増す。東京のはとバスのように、鳥取のGバスの認知度向上を図りたい」と話している。