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川崎ホーム転落死 市長「深く見る必要あった」 監査態勢在り方検討へ

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川崎ホーム転落死 市長「深く見る必要あった」 監査態勢在り方検討へ

 川崎市の福田紀彦市長は15日の定例会見で、同市幸区の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で入居者3人が転落死した問題について、「2件続いた時点でもう少し深く見ておく必要があった」と述べ、事実確認をした上で再発防止に向けた監査態勢の在り方を検討していく方針を示した。

 「2件相次いだところで気付いていれば3件目が防げたか」との質問に対し、福田市長は「可能性はある」とし、「(県警が)事件ではなく事故だと処理されている中で事件だと疑うのは相当難しいが、こんな重大事故が同じ施設で続いたことには疑いをもって当然かな、と思う部分もある」と市の対応不足に言及した。

 16日に同施設への立ち入り監査を行った上で、「介護保険法に基づく指導や処分が出てくるかもしれない」との見方も示した。

 同施設で3件の転落死以外にも職員による虐待や窃盗事件が発生したことについては、「ちょっと異常」と述べた。

 今後、市消防局などと情報共有を進める考えについては、「果たしてそれができるのか。まさにこれからの課題」と答えるにとどまった。

 一方、横浜市の林文子市長も、同日の定例会見で、老人ホームへの監査態勢などについて、「今後どうしていくか考えていかないといけない」と強調した。