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滋賀レイクスが新アリーナ検討 バスケ新リーグ1部維持に危機感

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滋賀レイクスが新アリーナ検討 バスケ新リーグ1部維持に危機感

 男子プロバスケットボールの新リーグで、1部参入が決まった県内唯一のプロチーム「滋賀レイクスターズ」(レイクス)が31日、県庁で記者会見を開いた。坂井信介代表は「1部の承認を永続的に受けられる見込みは薄い」と危機感を示し、県に県立体育館(大津市)の早期整備を求める一方、1部の基準を満たす新アリーナの建設も検討する考えを示した。

 レイクスの1部参入をめぐっては、条件に掲げられた「5千人収容のホームアリーナ確保」を満たすため、約3千人収容の県立体育館に仮設席や立ち見席を設ける計画を盛り込んだ審査書類を提出し、決定にこぎつけた経緯がある。

 坂井代表は、1部入りしたチームのライセンス基準の合否が、新リーグ初年度の終盤に当たる平成29年3月に改めて審査される点に触れ、現計画で同体育館の立ち見席が占める比率の高さを問題視。「今後、1部のホーム基準から外れる恐れもある」として、県に対し36年の国体開催に合わせ計画している同体育館の整備を前倒しするよう要望する考えを示した。

 その一方で、県内の市町に対しても、レイクスを誘致し、国体に向けて整備を計画している体育施設をアリーナとして使用できるよう求める考えを表明。さらに、自治体や民間などの支援を得て、新しいアリーナの建設を検討していることも明らかにした。

 記者会見で、坂井代表は新アリーナのイメージ図を提示。スポーツのほかに音楽イベントなど多目的利用できる施設を想定しており、建設費は30億円を見込む。坂井代表は「自治体の全額負担が望ましいが、柔軟に考えたい」とした。

 坂井代表は会見後、三日月大造知事と会談し、1部入りの決定を報告するとともに、県立体育館の整備の前倒しなどレイクスに対する支援を要望。三日月知事は「県民により広く長く応援してもらえるよう、県も寄り添って走り、汗を流したい」と述べた。