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「千葉の魅力伝えたい」台湾学生が知事と懇談

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「千葉の魅力伝えたい」台湾学生が知事と懇談

 県の魅力を世界に伝える「海外大学生モニターツアー」として来県している台湾の大学生10人が27日、県庁を訪れ、森田健作知事と懇談した。学生らは流暢(りゅうちょう)な日本語で「勝浦タンタンメン」がおいしかったなどと話し、「台湾の人が知らない千葉の魅力を伝えたい」と意欲をみせた。

 同ツアーは森田知事のトップセールスを受けて県との交流を深めている台湾、タイ、マレーシアの学生を対象に、平成24年度から始まった。参加者は県内各地を訪れ、ツイッターやフェイスブックといったSNSを使うなどして県の魅力を世界に発信している。

 台湾から学生を招くのは5回目。今回のツアーは24~28日の日程で、公募により選抜された学生らがそれぞれ行きたい県内の観光スポットなどを訪問。浦安や松戸、千葉の各市など都市部や、房総方面を公共機関で移動している。宿泊先はホテルのほか、新たに鴨川の農家に泊まる日程も組み込まれた。

 観光庁の宿泊統計調査によると、台湾からの県内宿泊者の延べ人数は24年度が約15万8420人で、国籍・地域別では3位。25年度は約31万2540人で同2位、26年度は42万6260人で同2位となっており、県にとって台湾は重要なパートナーとなっている。

 また、高校などの教育機関が小人数で県内にホームステイなどする「教育旅行」の数も順調に増え、24年度の1校24人から今年度は12校562人(7月末現在)と急増している。

 県観光誘致促進課の担当者は「日本人では気がつかない隠れた魅力もあり、現地の人には現地の人の言葉が一番信頼される。大学生にはどんどん発信してもらいたい」と話した。

 森田知事が31日から2回目のトップセールスを行うマレーシア、タイの大学生も、それぞれ12月下旬と来年2月上旬に来県する予定となっている。