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富士山の水を琵琶湖へ 近江八幡で「お水返し」

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富士山の水を琵琶湖へ 近江八幡で「お水返し」

 琵琶湖に富士山麓の湧き水を注ぐ「お水返し」が、近江八幡市長命寺町の琵琶湖・水が浜でおこなわれた。先に湖水を富士山へ届けた市民らが、富士山から持ち帰った水を湖面に注いだ。

 「『ダイダラボッチ』と呼ばれる巨人が近江の土で富士山をつくり、掘った跡が琵琶湖になった」という伝説にちなみ、市民有志が昭和32年以降、琵琶湖の水をくんで富士山に注ぐ「お水取り」と、お水返しの行事を続けている。これが縁で、同市と静岡県富士宮市は43年に夫婦都市提携を締結している。

 お水返しには、市民有志らの「富士と琵琶湖を結ぶ会」のメンバーらが参加。地元の市神神社浜宮に参拝し、お水取りの無事終了を報告したあと、富士山麓の水を注ぎ、夫婦都市の交流発展を祈願した。