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ボウズハゼ懸命に「岩登り」 和歌山・古座川「滝の拝」

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ボウズハゼ懸命に「岩登り」 和歌山・古座川「滝の拝」

 古座川町小川の県名勝・天然記念物「滝の拝」で、ボウズハゼの「岩登り」が始まった。餌場を求めた行動とされ、夏の風物詩としてカメラで撮影する人の姿もみられる。

 ハゼ科のボウズハゼは、茶褐色に黒の斑紋があり、頭が丸い形をしていることから、名付けられた。他のハゼと違い、主にコケを食べ、口と腹びれの吸盤で岩に張り付くことができる。

 体長約10センチのボウズハゼは、激しい川の流れに逆らいながら、全身を小刻みに動かして高さ約7メートルの岩を上がっている。県立自然博物館(海南市)によると、よりよい餌場に行き、体を大きくするためと考えられ、滝の拝の上流では天敵となる魚も少ないという。