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高尾山古墳、事業白紙に 沼津市長、協議会で方針 静岡

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高尾山古墳、事業白紙に 沼津市長、協議会で方針 静岡

 都市計画道路の建設に伴って墳丘を取り壊す見込みとなっていた沼津市の「高尾山古墳」をめぐり、栗原裕康市長は6日、「事業方針を白紙に戻す」と述べ、古墳保存と道路整備を両立させるための協議会を9月に立ち上げる方針を明らかにした。市は協議会での意見を踏まえ、年度内にも新たな計画の方向性を示したい考えだ。

 市によると、協議会は学習院大や埼玉大で都市計画などを専門とする教授ら7人で構成。年度内に3回開催する予定で、市が事業方針を決定するために必要な条件を整理し、実現可能な選択肢を検討していく。

 都市計画道路の建設をめぐっては、沼津市議会が6月30日に、発掘調査費を盛り込んだ平成27年度補正予算を賛成多数で可決。古墳取り壊しを伴う調査を28年度までに終え、跡地に市道を建設する予定だったが、栗原市長が予算の執行を保留していた。