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バチカンの親書が広島市長に届く 指揮者・西本智実さんに託し

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バチカンの親書が広島市長に届く 指揮者・西本智実さんに託し

 西本智実さんが訪問

 今年10月にバチカンのサンピエトロ大聖堂で音楽ミサの指揮を務める世界的な指揮者、西本智実さん(45)が5日、広島市役所を訪れ、原爆犠牲者らを追悼するローマ教皇総代理からの親書を松井一実市長に手渡した。

 西本さんは、平成25年から毎年、ローマ教皇代理ミサとバチカン国際音楽祭に招かれている。10月28日の音楽ミサでは、西本さんがヴェルディの大曲「レクイエム」を指揮し、広島と長崎の原爆犠牲者に祈りをささげる。ミサは世界30カ国に中継されるという。

 親書を受け取った松井市長は「音楽を通じて、広島のことを世界に広げてほしい」と話し、西本さんは「被爆70年という節目なので、広島と長崎で原爆で亡くなった方を追悼してほしいとバチカンに申し出た。総代理からのメッセージが市民へ届くよう願っている」と話した。