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「自治体が最初の一歩を」 同性カップル“公認”で世田谷区長

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「自治体が最初の一歩を」 同性カップル“公認”で世田谷区長

 世田谷区が11月にも開始する同性カップルを“公認”する取り組みについて、保坂展人区長は4日の記者会見で「自治体が最初の一歩を進めることで、性的マイノリティーの人たちが生きづらい社会でなく、互いに尊重する社会になることを期待したい」と述べた。

 区が行う取り組みの要綱案では、「パートナーシップ宣誓書」を区へ提出した同性カップルに、宣誓書の写しと受領証を交付。20歳以上のカップルを対象とし、双方または、いずれかが区に住んでいることなどを条件としている。

 保坂区長は、宣誓について「法的な拘束力はない」とした上で、「世界各国を見ても国から変わったところはなく、自治体から変わっていき、大きな変化となっている」と強調した。

 同性カップルをめぐっては、渋谷区が「結婚に相当する関係」を認める証明書の発行を盛り込んだ全国初の条例を今年4月に施行。世田谷区が区議会の議決が必要な条例の形を取らなかったことについて、保坂区長は「パートナーシップを認めることは、区長の裁量で行えると判断した」と説明した。