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ムクドリ撃退へ爆竹作戦 抜本解決ならず「根気よく対処」 長野

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ムクドリ撃退へ爆竹作戦 抜本解決ならず「根気よく対処」 長野

 長野市の繁華街である権堂地区近くの長野大通りに6月下旬からムクドリの群れが飛来し、近隣住民らが鳴き声による騒音やフン害に悩まされている問題で、近隣住民らが27、28の両日、爆竹を鳴らして追い払う“作戦“を行った。ムクドリの一部は爆竹の音で方々に散ったものの、戻ってくる群れもあった。住民らは「根気強く対処していくしかない」と今後も飛来状況を見極めながら対策を続けていくことにしている。

 住民らは鳴き声による騒音やフン害に加え、8月1日に長野市の中心市街地一帯で行われる「長野びんずる」の運営に支障が出ないようにと、今回の作戦を実施した。両日とも、ムクドリの群れが飛来し始める午後7時ごろから、権堂地区の秋葉神社周辺の十カ所で、ムクドリがとまっている木の下を中心に爆竹を鳴らし、スピーカーを使ってムクドリの天敵であるフクロウの鳴き声を流すなどした。

 一方、長野市は21~23日の3日間、ムクドリの群れがとまっていた長野大通りの中央分離帯のケヤキ30本の枝の剪定(せんてい)作業を実施。「ケヤキの生育に支障がないぎりぎりのところ」(市の担当者)まで枝を落としたため、ムクドリの群れはとまらなくなった。ただ、群れは近くの街路樹などに移り、抜本的な解決には至っていない。

 地区の住民自治協議会の浅倉信事務局長は「抜本的な対策がない以上、群れが分散して少なくなってくれるまで続けるしかない。びんする祭りまでには何とか追い払えるようにしたい」と話す。今後の状況によっては、31日も再び追い払い作戦を行う方針だ。