産経ニュース

十日町の味、都心で発信 JR東グループ、恵比寿駅に出店 新潟

地方 地方

記事詳細

更新


十日町の味、都心で発信 JR東グループ、恵比寿駅に出店 新潟

 JR山手線恵比寿駅(東京都渋谷区)構内に、十日町市産のケーキやおにぎりなどを販売する「十日町すこやかファクトリー恵比寿店」が誕生した。運営は、JR東日本グループで飲食事業を手がける日本レストランエンタプライズ(東京都港区、NRE)。NREは十日町市の“食の魅力”を発信し、地域活性化につなげたいとし、十日町市も「地元のコメ消費拡大などにつながれば」と経済効果を期待している。

 JR東グループは、鉄道網や首都圏での販路を地域活性化に生かす事業「地域再発見プロジェクト」を進めている。今回もその一環だ。

 店舗は駅東口改札内にあり、面積は約9平方メートル。主力商品の一つが、十日町市産の魚沼コシヒカリの米粉を使ったレモンケーキ(120円)など計約10種類の焼き菓子だ。

 菓子は、昨年9月に十日町市内で稼働した食品工場「十日町すこやかファクトリー」が製造する。同工場は信濃川流域で水力発電を行うJR東が地域活性化の一環で建設、1時間当たり最大1800個の焼き菓子を製造できる。現在、工場従業員35人のうち29人が県内採用だ。

 卵・乳製品・小麦を使わない食物アレルギー対応ケーキも製造し、「アレルギーの子供においしい味の対応ケーキを食べてほしいとのニーズに応えた」(佐藤文彦経営企画部担当部長)。「すこやかフルーツケーキ」(3085円)など4種の対応ケーキを予約販売中だ。

 JA十日町から仕入れたコシヒカリを店内で握るおにぎりも販売する。地域の漬物「ががなんばん」(190円)や「ホッポロ漬け」(180円)など十数種類を用意している。

 オープン初日の27日は当初計画の総販売数量の約2倍に達する人気だったといい、佐藤担当部長は「自然豊かな十日町市とトレンド発信力のある恵比寿を店舗で結びつけ、十日町を元気付けたい」としている。