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茨城放送、FM補完局8月開局 難聴地域解消、災害時も機能

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茨城放送、FM補完局8月開局 難聴地域解消、災害時も機能

 茨城放送は21日、関東総合通信局からFM補完中継局の予備免許を交付された。今月中に試験電波を発射し、8月中旬に現在のAM放送と同じ番組の同時放送(サイマル放送)開始を予定している。

 県内では、水戸市などでビルの陰で茨城放送を受信しにくい場所や、送信所から遠く電波が届きにくい地域がある。また、土浦送信所と関城中継所(筑西市)が同じ周波数で放送しているため、つくば市や常総市の一部では「フェージング」と呼ばれる電波の干渉障害も発生している。

 FM補完中継局は、こうした難聴地域の解消を図るとともに、大規模災害時にAM放送設備が機能を失った場合でも放送できるよう整備を進めている。

 周波数は94・6メガヘルツで出力1キロワット。送信所は桜川市東飯田の加波山に設ける。年内を目途に日立市の高鈴山にも補完中継局を設置する予定。受信エリアは県内ほぼ全域と千葉、埼玉、栃木、東京、群馬の一部を含む233万世帯を想定。FMワイドバンド対応ラジオで受信できる。

 茨城放送では「音質も良くなるのでFMのようなAM局を目指したい」としている。