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京都・霊明神社で幕末志士の慰霊祭

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京都・霊明神社で幕末志士の慰霊祭

 幕末から明治維新期に活躍した勤王の志士をまつる霊明神社(京都市東山区)で、各地から志士の子孫や関係者ら約30人が集まり、「幕末維新殉難志士慰霊祭」が行われた。

 同神社は国学に基づき、神道の葬儀を行う神社として、京都で没した尊王攘夷派の志士らが埋葬され、祭祀が行われてきた。同慰霊祭は、その歴史を顕彰するため、同神社の奉賛会が平成22年から、「禁門の変」(蛤御門の変、1864年)が勃発した7月19日ごろに開催している。

 この日は同神社8世神主の村上繁樹さんが祝詞を奏上し、一人一人が玉串を奉納して、時代の変革期を生きた人々に鎮魂の祈りをささげた。禁門の変で久坂玄瑞と行動を共にした入江九一の妹、すみの曾孫、入江忠彦さん(61)=神戸市西区=は「明治維新は、歴史書には出てこない下級武士たちが支えた。その事実を知ってもらえたら」と話した。