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ミラノ万博で姫路の和菓子づくり実演

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ミラノ万博で姫路の和菓子づくり実演

ミラノ万博で菓子づくりを披露する「御菓子司 橘屋」の店主、難波正則さん=姫路市

 姫路の観光資源をヨーロッパなど世界の国々の人たちに発信しようと、姫路市新在家の和菓子店「御菓子司 橘屋」の店主で和菓子職人の難波正則さん(58)が19日、イタリア・ミラノ国際博覧会(ミラノ万博)で菓子づくりを披露し、来場者に振る舞う。難波さんは「姫路の和菓子を世界の人たちに見て、味わっていただきたい」と意気込んでいる。

 同店は昭和47年に創業し、現在は2代目の難波さんが市内に2店舗を構える。難波さんは伝統的な和菓子のほか、他店の菓子職人らと研究会を開くなどして新しい菓子を創作。完熟イチジクをジャムにしてくずもちと合わせた「いちじくもち」や、抹茶ときな粉の生チョコをスポンジケーキではさんだ「生チョコサンド“播磨路”」などを生み出した。

 「食」をテーマに開催中のミラノ万博では、パビリオン「日本館」に県が16~19日に出展。19日にプロモーションを行う姫路市が、難波さんに参加を呼びかけて実現した。

 当日は、市のスタッフらが作務衣(さむえ)や着物、甲冑を着用してもてなし、来場者に向け、映像で姫路城など観光資源の魅力を紹介。姫路特産の明珍火箸や革製小物も展示する。

 難波さんが外国で菓子づくりを実演し、提供するのは初めて。現地で作る菓子は構想中だが、「梅や桜、菊など、日本の四季の花を表現した菓子にしたい。あんを小さく包む技など、日本の菓子ならではの細工を凝らして、外国の人の目をひくことができたら」と語った。