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鳥取・若桜鉄道のSL実験、経済効果は1805万円 さらなる観光振興へ

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鳥取・若桜鉄道のSL実験、経済効果は1805万円 さらなる観光振興へ

 鳥取県東部を走る第三セクター鉄道、若桜鉄道(19・2キロ)で、蒸気機関車(SL)の将来の本格運行の可能性を探ろうと、4月11日に社会実験で行われたSL走行の経済波及効果が、1805万円だったことが8日、分かった。

 千葉雄二・公立鳥取環境大学教授が入り込み客数や消費アンケートなどから推定。自治体や事業者による同実験沿線サポート委員会の全体会で公表された。千葉教授は「単日のイベントでは大きな数値」と評価している。

 同実験による集客は1万3468人。記念きっぷや鉄道グッズ購入などの実支出は1135万円だった。経済波及効果の77%を県外者支出が占め、うち47%は宿泊。宿泊客の平均消費金額は1万1891円で、非宿泊客の15倍にのぼった。

 同委員会では、鉄道を核とした観光振興効果が実感されたとして、「若桜鉄道サポート委員会」を新たに組織、同鉄道の利用促進や沿線地域活性化を進めるとしている。