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災害時に炊き出し“うどん協定” 香川

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災害時に炊き出し“うどん協定” 香川

 香川県と県製粉製麺協同組合(木下敬三理事長)、本場さぬきうどん協同組合(大峯茂樹理事長)は1日、「災害時における麺類の調達等に関する協定」を締結した。大規模災害の発生時に避難生活を余儀なくされた人たちに、うどんなどの炊き出しを行うことを定めている。

 浜田恵造知事は「大規模災害が起きた場合、被災した影響による精神的ストレス、極度の肉体的疲労のため、なじみの薄い非常食はなかなかのどを通らない。普段から慣れ親しんだ“県民食”ともいえるうどんの提供や炊き出しは心強い限り」とあいさつした。

 木下理事長は「本来、協定書に記載された内容は実施されないことが望ましい。万が一の事態には、お役に立ちたい」、大峯理事長は平成23年に東日本大震災被災地でうどんの炊き出しを行ったことに触れ「いろいろ経験したことを生かし、できることをやりたい」と述べた。

 本場さぬきうどん協同組合は東日本大震災発生後、11人で香川県から冷凍うどん、水などをトラックで運んで避難所を巡回。避難生活を送る人たちの栄養面を考えて野菜や鶏肉などを食材にした「しっぽくうどん」3千食を提供した。