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海水浴安心して楽しんで 大洗など7カ所が上級「AA」

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海水浴安心して楽しんで 大洗など7カ所が上級「AA」

 県環境対策課は、今年海開きを予定している県内全18海水浴場の水質調査の結果を発表した。調査結果によると、18カ所全てで国が定める水質基準をクリアした。海水の水質判定で、最上級の「AA」は大洗(大洗町)や大竹海岸鉾田(鉾田市)など7カ所、「A」が7カ所、「B」が4カ所だった。

 調査は5月1日~28日に実施。糞(ふん)便性大腸菌群数や油膜の有無、透明度、腸管出血性大腸菌「O(オー)157」など6項目について調べた。

 調査結果では、油膜は全ての海水浴場で確認されず、腸管出血性大腸菌も検出しなかった。また、透明度も1メートル以上の「全透」だった。

 東日本大震災の津波の影響で、平成23年度は汚れの度合いを示す化学的酸素要求量(COD)が上昇し、水質AAとAの判定が全海水浴場の約2割だったが、26年度は約8割に改善。27年度も約8割を保っている。

 また、同時期に全海水浴場で実施した海水の検査で放射性物質は検出されず、砂浜の放射線量率にも問題はなかった。

 県では「全ての海水浴場が遊泳に適しているので、多くの人に安心して茨城の海に遊びにきてほしい」としている。

 海水浴場は17日にオープンする下津(おりつ)、平井(ともに鹿嶋市)を皮切りに順次オープンする予定。海開きが最も遅いのは、磯原二ツ島(北茨城市)の25日だ。

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 ■いばらきマリン券、きょうから販売

  東京電力福島第1原発事故の風評被害で減少した海水浴客を取り戻そうと、県は1日から海水浴場がある県内8市町の宿泊施設や観光施設などで使用できる「いばらきマリン券」を発売する。額面1万円分が半額の5000円で購入できる。

 マリン券は6000部発行。宿泊施設や観光施設、土産物店、タクシーやレンタカーの利用にも使用できる。

 販売は1日午前10時から、県観光情報ウエブサイト(http://www.ibarakiguide.jp/)などで。購入は1人2部まで。利用期間は16日から8月24日。18歳未満の子供を持つ人(妊娠中を含む)が購入する場合は、海水浴場の駐車場無料券も配布する。

 県内18の海水浴場の昨年の海水浴客数は約75万人で、東日本大震災発生前の平成22年の176万人の約4割にとどまっている。

 問い合わせは県観光物産課(電)029・301・3622。