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来月26日に北上川ゴムボート川下り大会 完走艇数世界一奪還へ

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来月26日に北上川ゴムボート川下り大会 完走艇数世界一奪還へ

 今年で39回目の「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」(7月26日)が完走艇数の世界記録奪還に挑戦する。2011(平成23)年にスイス・ベルンの大会が樹立した607艇が現在の世界記録で、実行委員会は33回大会(平成21年)で樹立し、当時のギネス記録になっている543艇を大幅に上回る840艇以上を目標に6年ぶりの世界一を目指している。

 昭和52年に始まったこの大会は国内で開かれるゴムボートによる川下り大会としては最大規模で、最も伝統ある大会の一つに数えられている。盛岡市を中心に組織する実行委員会が大会を運営している。

 盛岡市中心部を南北に流れる北上川の四十四田(しじゅうしだ)ダムがスタート地点で、開運橋まで約8キロのタイムレースと、南大橋まで約11キロを自由に下るフリーレースがあり、さんさ踊りと並ぶ盛岡の夏の風物詩だ。

 世界記録再挑戦は全国から多くの参加者を募って、盛岡を盛り上げ、震災復興にも役立てる狙い。

 盛岡・北上川ゴムボート川下り大会は過去に2千艇以上が参加したこともある。記録挑戦のリハーサル大会と位置づけた昨年の38回大会でも世界記録を上回る747艇(参加753艇)がゴールしており、実態としては世界記録を超す規模になっているが、ギネスなど世界認定の記録の条件はクリアしていなかった。

 実行委員会は今回、5分間隔で70艇ずつ、1時間で840艇をスタートさせ、ゴール地点で607艇を上回りたい計画。昨年はさんさ踊りにちなんだ和太鼓の同時演奏で3437人の世界記録を樹立、2度目のギネス記録に認定されたばかり。

 盛岡市の細川恒市民部長は「圧倒的な数字で世界にアピールしたい」と意気込む。申し込みは7月6日まで。実行委によると、25日現在の申し込みは約400艇で、多くの参加を呼びかけている。参加料は1チーム(2人)タイムトライアルが7千円、フリーレースが6千円。申し込みと問い合わせは実行委運営事務局(電)019・613・2542。