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松山空港、過去最多280万人が利用 LCC好調

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松山空港、過去最多280万人が利用 LCC好調

 愛媛県は、平成26年度の松山空港の利用者数をまとめた。国内線と国際線を合わせた利用者数は前年度比7%(18万2702人)増の280万4840人。10年度を約2万人上回り、過去最多だった。格安航空会社(LCC)の利用者数が大きく伸び、全体の増加につながったという。

 県によると、国内線は前年度比7%(18万1777人)増の276万5288人、国際線は2・4%(925人)増の3万9552人。全体の利用者数は3年連続で増加し、中四国地方の空港の中では広島空港(約271万9千人)を上回り最も多かったという。

 国内線の8路線では、いずれもLCCが就航している関西線は13万3079人で前年度(3万1901人)に比べて4倍以上の伸びをみせ、成田線も25万1902人と33・2%増。LCCと競合する路線では、羽田線は0・1%増の151万1896人、伊丹線は1・3%増の54万325人といずれも堅調だった。

 国内線で減少したのは、便数が半減した鹿児島線(26・2%減の1万4594人)だけだった。

 国際線は円安の影響で外国人利用者が増えたことから、ソウル線が6・6%増の2万6688人、上海線は5%増の8892人で前年度を上回った。

 県交通対策課は「LCCの就航でこれまで飛行機を使っていなかった若年層ら新たな需要を掘り起こし、ビジネス客らが使う従来の路線ともすみ分けができた」と分析。県は利便性向上のため、現在は3カ所の保安検査場の増設も検討しているという。